********************************************
皆さんは 地面師(ぢめんし)って御存知ですか・・・
********************************************
最近では、余り聞かなくなりましたが 日本経済が絶好調の時
あのバブル期によくテレビなどで聞いたことなかったですか
土地を利用した専門の 「詐欺師」 とでも言いましょうか
他人の不動産を所有者に成りすまして売却をして買主から
代金を騙し取って姿をくらますなどの悪徳不動産ブローカー・・
-----↓ここから↓---------------
地面師Aは 以前から目をつけていた 市内のある200坪の
駐車場をもう一度確認して 法務局に向かった
法務局に入った時間は 午後4時50分(閉館前)?
登記所の職員は5時までに済まさないといけない残務整理に
追われていたという。
現在では 中心部の法務局は 電算化されてインターネットで
謄本が取れたりするが
この当時はインターネットも普及していなく
昔のバインダーで綴(つづ)ってある登記簿原本をコピーして
***************************************************
これは登記簿の謄本である XX法務局 登記官 広島太郎
***************************************************
というゴム印を押して 発行していた。
ここに 地面師Aは目をつけたのである。
男はまず その土地の閲覧申請を出す。
(閲覧とは その土地の所有者が誰なのか、抵当権が設定され
ているのかどうか などを確認するのに誰でも見ることができる
システム・・・その当時)
登記所の職員がバインダー式の登記簿の綴りを一冊もってくる
↓ ↓ ↓
ここからである・・・登記所の職員の目を盗んでその登記簿原本を
バインダーからはずし そしてかばんの中に入れて
何もなかったように
バインダーをもとに戻して 綴りを職員に返したのである。
まんまと登記所の外に持ち出して、これから夜の仕事が始まる
男が何をするかといえば
・・・登記簿原本の改ざん・・・・
巧妙なタイプライターで、所有権の移転登記を自分にしてしまう
偽造登記印を押して 自分が所有権者になる
登記簿原本の所有権移転の改ざんをすませた男は
翌日の朝 8時30分 (法務局開館時間)
法務局が開くと当時に また 閲覧申請をして
もとあったところに 登記簿原本を戻す
こんな手口です
なぜ 朝 8時30分に行ったかと言いますと
誰かがその土地の
謄本を上げるかもしれないし、閲覧するかもしれないので
気づかれる前に 一刻も早くもとに戻しとかないと、
次の仕事ができなくなりますので・・・・ニヤ
次の仕事って何だと思います 次回は次の仕事からお話します
地面師にはいろいろなタイプがあり
*強面(こわおもて)の一見やくざ風、
*黒めがねのインテリ風
といろいろです。 でも頭は切れ者ですよ
対 不動産屋というより 独りの人間として 人をみる眼力を養わ
なくてはいけないと思いませんか・・・
タグ:バブル

